ＫＴＸ車輪脱落で同型車両の運行暫定中断

5日に起きた韓国京釜線高速列車(KTX)の脱線事故は、当初トンネル内で車輪部分が鉄製構造物と衝突した事が原因と報道されていた。しかしその後、7日の報道では事故現場の3キロ手前の別のトンネル(梧灘トンネル)内に車輪が落ちていたという。
⇒韓国高速鉄道ＫＴＸ脱線　原因は車体の欠陥か？

こんな状況にも拘わらず、韓国政府は同型列車の運行中止などの緊急措置をとらなかったが、事故から8日後の13日、国土交通部は確実な安全確保に向け事故車両と同型車両の車輪をすべて交換するまでは該当列車の運行を中止するように韓国鉄道公社に指示したという。

実はその後、この事故で脱落した車輪の写真が公開された。見れば判るように車軸は破損しておらず、両端には車輪が付いたままで、車軸の先端にはベアリング(軸受け)らしきものまで確認できる。

と言う事は‥‥
台車が破損したという事になり、これは若しかすると強度不足などの根本的な設計ミスが原因という事すら考えられる。となれば、同系の車輛の運行は全て中止すべきで、取り敢えず今回の処置は納得出来るが、如何せん対応が遅過ぎる。

しかも、対策は車軸の交換とか言っているが、上の写真でも車軸や車輪に欠陥は無い訳で、何やら見当違いの対策で誤魔化そうとしている感すらある。

そして、隠蔽から急遽対策に切り替えたのは、噂によると来月の旧正月には多くの国民が大移動する為に、どうしてもそれまでに運転を再開したい為だという。

要するに、原因が究明されるまでには長い期間が必要であり、その間同系列車が走れないと大変な事になるが、さりとてトンネル内の障害物との接触と言う事でシラバッくれて運行を続けようとしても、この説が続けられない証拠が出て来てしまったし‥‥という事だろう。

まあ、今のＫ国は何から何までが最悪の事態となっているが、これは勿論歴代最悪の大統領である文ちゃんに原因があるのは今や世界中の知るところだ。

通貨であるウォンは少し前に危険水準の1ドル1200ウォンを突破し、その後必死の介入で何とか抑えてはいるが、まあ時間の問題だろう。

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