輸出量が過去最高でも貿易収支は赤字の韓国

韓国メディアによると、韓国の輸出額はこの2年間でほぼ1.5倍となっているが、貿易収支は昨年12月には遂に赤字となった、と言う事だが、何か変じゃねぇ。

その理由は勿論、韓国の産業構造が外国から原材料を買って、それを組み立てて輸出するというビジネスモデルのために、輸出額より原材料の方が高くなれば当然赤字となる。

このところ、世界的なサプライチェーンの崩壊と需要増から急激なインフレとなっている事で輸出額が増えたが、それ以上に原材料が値上がりした、と言う事だ。

韓国企業は中共からも追い出されている状況で、中共としても韓国の技術なんて不要なのだろう。ヒュンダイ－起亜は既に殆ど撤退に近い状態だが、中共として全く困らないのだろう。これに対してトヨタが中国市場撤退となったら中共としても大変な事になるから、何とか引き留めておくだろう。

また、ウォンは年明け早々一気に1ドル1200ウォンの危険水準を超えたが、その後のチャートはワロス曲線全開で、必死の介入の様子が伺える。米韓為替スワップは昨年終了しているが、元々この契約が何度か延長されたのは米国企業が韓国から脱出するための時間稼ぎであり、今や米国企業の多くが韓国から撤退完了した事で、後は野となれ山となれ‥‥と言う事か。

では、日本企業は如何なのだろうか？

日産などは上手く撤退したようだが‥‥。

.