中共軍39機が台湾の防衛識別圏に侵入 昨年10月以来の大量侵入

1月 25, 2022 0 投稿者: B_Otaku

 

各紙の報道によれば、台湾の国防部は23日、中国軍の戦闘機など39機が防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。今年最多の侵入数で、30機以上の大量侵入は2021年10月以来久々となる、という事だ。

39機の内訳は「殲16(J-16)」24機、同「殲10(J-10)」10機を中心に、5機の爆撃機や電子戦機が含まれていたと伝えられている

J-16は2014年から運用されている中共の最新鋭戦闘爆撃機だが、実はロシアのSu-27をコピーした中共お馴染みのパチもので、昨年1月に台湾のADIZに15機が侵入した際にも4機のJ-16が含まれていた。
人民解放軍空軍 15機が台湾のADIZに侵入

それでも昨年の4機から今年は24機という事は、今回はJ-16を主力としたようで、1年間にJ-16を増産したのかな?しかし、今回の出撃で虎の子J-16はすり減って、当分は整備が必要でお休みとか、他にも大量に作っているので順次投入する使い捨て作戦とか(笑
中共の戦闘機はパワー不足で寿命は短くオマケに雨に弱い

なお今回も10機が使用されたJ-10は、中共が独自に開発したとされる軽戦闘機で400機以上も生産したが、トラブルだらけで使いモノならない事でも有名だ。まあ、調子の良い奴を選別すれば、威嚇飛行くらいには使えるかな(笑

そして今回も第5世代最新鋭ステルス戦闘機(と主張している)J-20は現れなかった。威嚇飛行で飛ぶだけでも使えない状態なのか、それともこれを使ってしまったら航空ショーなどに出展するブツが無くなってしまうから温存しているのか。

そう言えば2020年8月にJ-20らしき機体が台湾海峡の中間線を越えた事があったが、あの飛行でエンジンがぶっ壊れた‥‥とか。

今回の威嚇飛行は、米国と日本が台湾東方の海域を含むフィリピン海で軍事演習を実施している事への反発であろう。

と言っても、上記のようにそのガラクタぶりが完全にバレてしまっていては、一体何の効果があるのか疑問ではあるが、キンペイとしてはこれで少しはプライドを満足させているのだろうか?

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