マスコミの報道 ロシアのウクライナ侵攻ってなんか胡散臭い
1月 26, 2022
このところ日本のマスコミはウクライナ情勢の危機感を煽っていて、今にもロシアがウクライナに侵攻するかのような報道が相次いでいる。
それらの報道を精査して見ると以下のようなストーリーになっている。なお画像はニュース動画のスクリーンショットを使用している。
先ずは戦車が雪の草原を走り抜ける映像で、視聴者はロシア軍がウクライナ国境で戦闘態勢にある、とイメージするだろう。
そしてさく裂する砲弾は、ややっ、既に侵攻を開始したのでは、何て思ってしまうが、実はこれらは軍事訓練の画像であり、上の画像で「国境付近」とあるが、ウクライナ国境とは書いていない。
しかも下の画像ではあたかも米国がロシアへの禁輸処置をとっているともとれる字幕がある。
次に画面が切り替わりウクライナの国旗とキエフの遠景で、これら一連の動画は今にもロシア軍がウクライナに侵攻するのでは無いか、そして米露は戦争状態突入か?というイメージを植え付けている。
しかし現実は、キエフ国境にロシア軍はいないそうで、そもそもロシア領から最もキエフに近いウクライナ国境は森林と湿地帯であり、前出の画像のように戦車がガンガンと走行できるような地形では無いのだとか‥‥。
考えてみれば、ロシアがウクライナに侵攻するとしら、その理由はウクライナのNTTO加盟によりロシアの真っ隣にNATO軍が駐留するのを阻止するためであり、未だNATOに加盟していない段階でのウクライナ侵攻はロシアにとって全く意味が無い。
しかし日本のマスコミが危機感を煽っているのは例によって「さる筋」からの指示であり、当然なにやら目的がある事になる。
ウクライナで戦争の危機となれば、ウクライナもロシアも米国も、国民に危機感と愛国心を募らせて、次の選挙では現職有利となり、ゼレンスキー・プーチン・バイデン各大統領も安泰だ。加えて原油や天然ガスは値上がりしロシアも米国もウハウハで、マスコミは報道ネタに恵まれて視聴率はアップして‥‥。
は~い、皆さん、目出度し目出度し。
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