韓国・起亜自が英国で初の月間販売1位とホルホル
2月 12, 2022
中国ではボロ負けの現代自動車グループだが欧州では好調だと大騒ぎしている。
⇒ヒュンダイグループ 欧州でBMWを抜いたとホルホル
そして今度は、同クループの起亜自動車が英国で初の月間販売1位になったと、これまたホルホル大騒ぎ。
SMMT(英自動車工業会)の発表によると、1月の月間販売台数で起亜自動車が前年同月比65.7%増の10,504台(市場シェア9.1%)で1位となった。2位はアウディ(8,567台、7.4%)、3位はVW(8514台、7.4%)、4位はBWW(8,380台、7.3%)、5位がトヨタ(8,030台、7.0%)となっている。なお、起亜の親会社である現代自は5,624台(4.9%)で9位だった。
それにしても、販売上位にアウディとBMWというプレミアムブランドが入っているが、これは英国の階級社会を象徴している‥‥ようにも感じる。
起亜が急増したのはSUVのスポーテージとHV専用車のニロの健闘が原因という。
起亜スポーテージは2021年にFMC(フルモデルチェンジ)された中型SUVで、パワーユニットは1.6Lターボ、2.0Lディーゼル、1.6Lターボ+モーターのハイブリッドがあり、PHVも近日追加される。
起亜ニロは1月に発売された最新ハイブリッド専用車で、現代自の旧アイオニックとプラットフォームを供用しているが、アイオニック5がEV専用プラットフォームとなった事で、共有関係は無くなった。
近日中にPHVモデルも発売されるという。
親会社の現代自よりも好調と言う事は、英国のユーザーは起亜自が現代自のクルマと兄弟関係である事が判っているのだろうか? 現代自は危ないから起亜にした、とか思っているとか‥‥。
イギリスといえば終戦直後、1950~60年代は自動車先進国であり、日産はオースチンを、いすゞはヒルマンをノックダウンしていたくらいだ。それが今では日本車を始めとして外国メーカーのノックダウンとか‥‥何とも落ちぶれたものだ。
当時いすゞ ヒルマンミンクスの価格は100万円。憧れのクルマであり、セレブの同級生の立派な自宅にはヒルマンがあったが、その後父親の経営する会社が倒産し、都内の2Kの団地に引っ越して行った。勿論ヒルマンも売却したのだろう。
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