雪の降らない北京での冬季五輪 東京でやるようなもの
2月 14, 2022
只今開催中の北京冬季五輪だが、実は北京は雪が殆ど降らない。考えてみれば首都で冬季五輪を開催される何ていうのが何やらおかしい訳で、日本で言えば東京で冬季五輪をやらないのに何故に北京か、という事になる。
それを言えば、前回の韓国・平昌も同じで、北京同様に雪が降らないのに降雪機を使って強引に開催したのだった。考えてみれば韓国の場合、首都ソウルが殆ど軍事境界線ギリギリまで北にあるのだから、国内にはそれ以上に緯度の高いところなんてある訳もなく、そもそも韓国で冬季五輪を開催する事自体が無理なのだ。
結局北京冬季五輪も人工降雪機を大量導入という中共得意の物量作戦で何とか開催してはいるが、あのヘンテコなジャンプ台を見れば、これで本当の競技になるのだろうか、という代物だ。
そういう目で見れば伝統的な欧州やカナダのスキーリゾート地を別として、それ以外で冬季五輪を開催できるのは札幌のみ、という事になる。
ところで、次回2026年の冬季大会はイタリアのミラノ/コルティナ・ダンペッツォに決定している。コルティナ・ダンペッツォについては1956年に冬季五輪が開催されているから経験はあるが、共催のミラノは距離的に250㎞離れていて、このような2都市の共同開催は史上初となる。
そして2030年以降は未決定となっている。
まあ、今回の状況を見ていれば、オリンピックの役目は終わったとしか言えない状況で、IOC何て一度ぶっ壊して、全く新たな競技大会を考える時期に来ていると言える。
21世紀も1/5が経過した今、政治も経済も末期的症状となっている。残る80年間に本当の新しい時代がやってくるのだろう。
今はその過渡期という事だ。
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