イスラエルでもCOVIDフリーダム・コンボイ出現

カナダで展開されているトラック運転手による反ワクチンデモ「フリーダムコンボイ」により、米国とカナダの国境にある橋が閉鎖され、主要な物流ルートが遮断されるという事態が起きている。

このフリーダムコンボイが、イスラエルにも飛び火している。数百台の車両が月曜日(2月14日)にテルアビブからエルサレムまでの幹線道路に沿って走行し、COVID-19の蔓延を封じ込める制限に抗議するために議会に集結した。

この走行に対して、沿道の支持者達はバナーやイスラエルとカナダの国旗で応援していたという。

写真上を見ると、イスラエルのコンボイは一般人の乗用車のようで、カナダのようなトラック運転手の集団ではないため、これはチョイと条件が違うようだった。

この数週間、イスラエルはオミクロン株の感染減少と共に、レストラン、映画館、ジム、ホテルでのワクチン接種の証拠を示すための要件を緩和してきた。しかし、学校、商店、医療機関などの公共の屋内スペースでは、マスクは依然として必須となっている。

このため、イスラエルのコンボイの目的はマスク着用などの蔓延封じ込め制限に対する反対デモであり、カナダのように物流や経済に大きな影響を与えるという程のものでは無いようだった。

日本の場合、ワクチン接種率は極めて高いし、マスク着用も定着しているから、これらの抗議行動が如何にも理解できないが、これも国民性の違いという事だろう。

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