上海のロックダウンでテスラ工場も4万台の生産が損なわれた
4月 16, 2022
上海での新型コロナウイルスの蔓延防止のための都市封鎖(ロックダウン)が長引く事で経済的にも支障が出ている。
その中でも影響の大きいであろう事実として、上海のテスラ工場の生産に障害が発生し、4万台の生産が失われたと伝えられている。
テスラといえば経営者のイーロン・マスク氏が、ツイッターの全株取得を表明したが、これにサウジアラビアの王子が難色示している。
⇒イーロンマスク ツイッター全株入手にサウジの王子が応じず
この時、マスク氏にはツイッター買収の資金があるのか、と不審に思っていたが、考えてみれば量産型モデルであるテスラ3の生産が上手く行かず、このままでは倒産の危機と言われていたのを救済したのが中共だった。
中共は上海に工場用地を用意し、資金的にも援助する事でテスラ3の生産を成功させたのだった。
ところが、中国共産党というのも当然ながら一枚岩では無く、全てをキンペイが掌握している筈も無く、取り分け上海というのは江沢民派とも言われているし、歴史的にも浙江財閥との関係が深いという。
そして浙江財閥といえば台湾のTSMCであり、EVを含めて世界のハイテク産業は浙江財閥が握っている、という見方もあるくらいだ。
そして今、どうやら反キンペイ派が露骨に反旗を翻し始めたという情報も出て来ている。まあ、あの国の事だから真実は判らないが、近日中にキンペイが失脚して逮捕投獄、何て事が無いとも言えないのは、何やら四人組み失脚前の状況と似ている、とも感じられているからだが、まあ真実は時が教えてくれるだろう。
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