【速報】消息を絶った知床遊覧船は昨年座礁して既に船首に亀裂が入っていた!

4月 24, 2022 0 投稿者: B_Otaku

 

北海道知床半島沖で23日に観光船「KAZU I 」の乗組員から「船首が浸水し、沈みかかっている。エンジンが使えない」と救助要請があった後に消息を絶った。また船首から浸水し船体が30度傾いているとの連絡もあったようだ。

急激な浸水ということで、座礁したのか、それともクジラなどの大型海洋生物と衝突したのかなど様々な憶測が成されていたが、なんと同船の陸上保管中の写真を撮っていた人がいて、それには亀裂がハッキリ写っている事が判明した。

それが写真下で、確かにハッキリと亀裂が確認出来る。

「KAZU I 」などの観光船は冬の間は陸揚げされて保管されている。その時に撮影された写真という事は、今回の出航前に既に亀裂が入っていたと言う事だ。

実際に他の運行会社の社員によれば、「去年、2回ぐらい座礁事故を起こしている。自分が見た限り、船の前側の方が割れていた。そこが大きく亀裂入って水が入った可能性がある」とTVインタビューで話していたという。

成程、「船首から浸水し」というのは、この亀裂が広がって船に穴に開いたと考えれば納得がいく。

この船は昨年5月15日に海上の浮遊物に衝突し乗客3人が軽傷を負い、6月11日には浅瀬に乗り上げたが、自力で離礁して漁港に戻り乗客らにけがはなかった、という事が判明している。

座礁してそのまま運行し、冬になって陸揚げしたが、亀裂の入ったままで強引に運行を再開したら沈没してしまった、という事らしい。実際に今回の航行は陸から降ろして直ぐだったようで、他社の甲板員が危険だからと注意した、という証言もある。

ただし、今月20日に実施された船舶検査はパスしているというが、あの亀裂があってパスと言う事は検査の内容に疑問がもたれるだろう。

まあ、何れにしても、これは人災の様相が見えてきた。

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