ウクライナ政府が実際の損失を発表したら国民はパニックになる
6月 4, 2022
ロシアのオルガ・コビディティ上院議員がウクライナの指導者ゼレンスキー氏が最新の演説で、特別作戦中にウクライナの領土の20%を失ったと発表した、と述べた。
これはプラウダが伝えている。
⇒Ковитиди: если киевский режим озвучит реальные потери, Украину охватит паника
コビティディ:キーウ政権が実際の損失を発表した場合、ウクライナはパニックに陥る
そして、コビディティ上院議員は「ウクライナの状況は本当にパニックに近い。キーウ政権は意図的にウクライナ軍の実際の損失の数を表明していない。ウクライナの紛争中に死亡した軍人の数は数千人である」とも述べている。
更にキーウ政権(ウクライナ政府)は外国の傭兵の喪失を隠しているという事実にヨーロッパが不満を持っていて、ウクライナの多くの傭兵が今すぐ去りたいと言ったが、ウクライナ政府がそれを許可していない事も述べている。
因みにオルガ・コビディティ氏はロシア人で2014年まではウクライナのクリミア自治共和国最高評議会メンバーであり、現在はロシア連邦評議会(上院に相当)の議員を務めている。
そして、ウクライナ軍の損失については、軍事アナリストによると
⇒Аналитик Михайлов: потери ВСУ составляют
アナリスト ミハイロフ:ウクライナ軍の損失は最大5万人が死亡している
Потери Вооружённых сил Украины составляют до 50 тыс. боевиков убитыми.
ウクライナの軍隊の損失は最大5万人の過激派が殺されました。
そして負傷者はウクライナ東部で15~20万人とも言われていて、更に捕虜となったウクライナ人の数についてはキーウ政権は沈黙しているという。
これらが事実だとすれば、プーチン氏の目論見は完全に成功したことになり、後はどこで正式に集結させるかだが、ゼレンスキー氏がDSの傀儡であり、ウクライナ軍の民間人殺害を実際に命令していたとすれば、ロシアは国際裁判にかける手順が整うまで、紛争を終結させる事はなさそうだ。
とはいえ、ロシアが核兵器を使用して第三次世界大戦に突入する、というシナリオは多分無いだろう‥‥と思うが‥‥。
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