最近話題のWEB3.0って何だ?
6月 17, 2022
最近ネット界隈ではWeb3.0という文字を度々目にするようになった。このWeb3.0とは一体何なのだろうか?
Web3があるならWeb2やWeb1もある筈。そこで調べて見れば、Web2.0とは何かといえば‥‥。
2005年頃のブログやソーシャルメディアの台頭、Wikipediaのような集団的知性の発展、プラットフォームやコミュニティの広がりなどをWeb2.0という。Web2.0はGAFA、すなわちGoogle、Amazon、FacebookそしてApple、という巨大なテック企業、すなわちビッグテックによって体現されている。なお最近はMicrosoftを加えて「GAFAM」とも呼ばれている。
そしてWeb1.0とは、インターネットが普及しはじめた1990年代半ばから、Web2.0 が生まれる2000年代半ばまでを指している。Web1.0ではhtmlで作られた静的なウェブサイトを閲覧するだけであり、閲覧者自らが参加する事はなかった。
当時の個人サイトはyahooが運営する「Yahoo!ジオシティーズ」を使用した個人サイトが出始めた頃だ。実は当ブログの親サイトであるクルマ試乗サイトは、当初はジオシティーズで始めて、その後独自のドメイン「b-otaku.com」を取得して、ジオシティーズのサーバーが終了する事に対応して、レンタスサーバーへ移行して現在に至っている。
このWeb2.0により多くの一般人が新しいテクノロジーを、しかも無料で使用できるようになったが、これらを提供する巨大企業(GAFAM)による中央集権的なプラットフォームが巨大な権力を持ってしまうと言う弊害も発生した。
トランプ氏のように、世界一の国家である米国の、しかも大統領のアカウントをフェイスブックという一企業が独断で停止するという事態が、まさにWeb2.0の問題点を表している。
さて本題のWeb3.0だが、一言でいえば、GAFAMにより独占されてしまった権力を個人へ分散させる事が最大の目的となる。その分散化はブロックチェーン技術により達成することになる。ブロックチェーンで真っ先に思い浮かぶのは暗号通貨だろう。
暗号通貨はブロックチェーン技術により、ユーザー同士がネットワーク上で互いのデータをチェックし合うシステムが可能となっているが、同様の技術でWeb2.0の問題である特定企業が個人情報を握ってしまう事を回避できるのだ。
と、一口にいうのは簡単だが、これらを本当に理解するには多くの新しい知識を必要としそうだ。
と言う事で、今後も機会があれば関連技術などを纏めたいと思っている。
と、今回は何やら真面目な内容になってしまったが、正直言って自分の目の黒いうちには本格的なWeb3.0時代にはならないようか気がするが(´;ω;`)
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