EUがウクライを加盟候補と認定した しかし実際の加盟は10年後
6月 25, 2022
既に報道されているように、欧州連合(EU)は23日、ブリュッセルで開いた首脳会議でウクライナを新規加盟の候補国と認定することを決めた、というものだ。
ただし、これは加盟したのではなく「加盟候補国」となっただけだ。
これに対して、アホなテレビコメンテーターは、あたかもウクライナが直ぐにでもEUに加盟するかのような事を言うのは、まあ想定通りだが、今回は流石にTV局としては、これはあくまで候補となっただけで、実際の加盟までは10年程度かかる事を指摘している。
という事は、勘違いコメンテーターは大恥をかかされた事になるが‥‥。
まあ、海外では既にウクライナ危機はオワコンであり、結果的にはロシアの圧勝だったという見方がされているが、本家米国にも勝る「ネオコンべったり」だった日本のマスコミも、そろそろこの辺で逃げる算段をしているだろう。
ところで、EU加盟候補国としてはトルコが1999年に加盟国になりえる(要するに候補国)との決定がなされたが、未だ加盟できない状況で、既に23年かかっているのだから、ウクライナだって果たして10年で加盟できるのかどうか?
プーチン大統領はEUについてNATOのような軍事同盟ではないとして、ウクライナのEU加盟には反対しない、と表明しているが、実際にはロシアと関係の深いドイツ、フランスがウクライナの加盟を認める筈も無い。まあ、候補にするくらいは良いだろ、という事かな。
しかし、ウクライナのNATO加盟についてはロシアは絶対に認めないだろうし、NATO加盟国の多くも反対するに違いない。
では日本はどうするのか? もともと地域的にもEUとは縁が遠いが、寧ろ今後の中露印そして朝鮮との関係が重要だ。
日本だって領土問題は、尖閣(中共)・北方領土(ロシア)・竹島(韓国)との問題を抱えている。
その面では今回のウクライナ侵攻は日本のお花畑左翼の主張が非現実的であり、そんな事をすれば結局侵略されるという事を多くの国民が認識した事は大きな意義があった。
.