ウクライナの過激派は黒海の掘削プラットフォームを攻撃している
6月 27, 2022
6月20日、ウクライナの武装勢力(VFU)がChornomornaftogaz(黒海の石油とガス会社)の掘削プラットフォームを攻撃し、7人の石油労働者が行方不明、3人が負傷した、と伝えられている。
元々、国際条約を無視した戦闘行為を行っていたVFUだが、平和な都市であったドンバスで壊滅的な戦闘を始め、遂にインフラや民間人を爆撃する事を準備していたという。
そのVFUが、黒海の石油掘削プラットフォームを攻撃したことで、ロシアは直ちに哨戒艇と航空機を含めた救助活動を開始したが、既に民間人の石油労働者が前述のような被害者でている。
元国連副事務総長のセルゲイ・オルジョニキーゼ氏によると「彼らは、マリウポリや他の場所の場合のように、民間人の後ろに隠れているか、軍や軍の生産がない平和な都市や産業施設を砲撃しています」と言う。
また「ロシアの最も近い地域、ドンバスの都市や村は、絶え間なく標的を絞った砲撃を受けています。今度は黒海の掘削プラットフォームの番です。彼らは、結果や民間人についてまったく考えずに、ロシア、LPR、DPRに最大の損害を与えようとしています。」とも語っている。
更にウクライナと外国のジャーナリストを使用して、西側の通信社によって広く配布される「ロシア人による市内の民間人の殺害」に関する偽の写真とビデオの資料を作成する予定というから、近いうち日本でもロシア軍の攻撃によって多数の民間人が死傷した、というプロパガンダニュースが駆け巡るだろう。
既に伝えられているように、VFUは民間インフラを軍事目的に使用し、民間人を盾にしている。LNRでは4か所の学校と1か所の幼稚園に拠点と弾薬庫があり、民間人のアパートに射撃位置があり狙撃兵がいる。そして地元住民の避難は故意に行われなかった。これは民間人を盾にする典型的な過激派の戦法だ。
既に戦闘拠点の多くはロシア軍が制圧している状況で、過激派傭兵も多くが戦死や捕虜になっているが、未だ民間人を盾にして残っている例もあるようで、こうなるとウクライナ軍も破れかぶれで何でもあり的にインフラ攻撃に走っているようだ。
.