韓国高速鉄道 急ブレーキを掛けたら脱線して11人負傷

7月 2, 2022 0 投稿者: B_Otaku

 

聯合ニュースによると『1日午後3時25分頃、韓国中部の大田操車場駅付近で、南部・釜山駅を出発してソウル・水西駅に向かっていた高速鉄道・SRTの車輪が線路から外れ列車が停止した。当時約370人が乗っており、事故により11人が負傷。このうち7人が病院で治療を受けているという。』

大田消防本部では列車が何らかの理由で急ブレーキをかけたことで2車両の車輪が線路を外れる事故が発生したと推定している、って、ええ~っ、急ブレーキで脱線しちまうのかぁ。

今回事故を起こしたSRTとは2016年にソウル特別市江南区の水西駅と京畿道平沢市を結ぶ高速鉄道路線で、Super Rapid Trainを意味するのだとか。車両はKORAILがKTX 山川として運行していたものをリースしているというから、KTXと同一車両のようだ。

KTXは欧州方式で日本の新幹線が客車にモーターを分散する電車方式でるのとは異なり、前後の機関車で中間の客車を走行させる動力集中方式だ。動力集中方式では、普通は発進時の負荷を減らすために各列車の連結器に「ガタ」を作るために、急ブレーキ時には各車は一気に前車を突き出す形になり、大きな衝撃は発生するのだが、そうは言ってもまさか脱線はしないだろう。

韓国が技術導入した欧州高速鉄道が動力集中方式なのだが、まあこの分野では独・仏も日本にはボロ負け状態であり、韓国が妙なプライドから日本の新幹線を採用しなかった事で、日本は無関係となった事は寧ろ幸いだった。

まあ、勝手にやったら(笑

因みに英国は賢くも全て日本の日立の車両を使用し、日立は英国に工場を建設してここで製造している。

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