KDDIの通信障害 未だ復旧せず
7月 4, 2022
2日未明から通信障害が発生しているKDDIは、未だ完全復旧に至っていない。既に3日目に入ってしまった事になり、今の世の中で通信インフラがトラブルとどうなるかの危険性を身を持って体験させてくれている、という面では効果があったかもしれない。
auショップには大勢のユーザーが押し寄せてショップの店員に罵声を浴びせているというが、今や殆どの国民がスマホを所持する時代だから、そりゃまあ偏差値30だってスマホくらいは持っているから、そんか事も起って当然だ。
既に伝えられているように、この大規模障害の原因はモバイルコアネットワークのコアルーター交換をチョンボして、15分間VoLTEの音声通信が断絶した。因みにVoLTEとは携帯電話の音声通信を高速なパケット交換が可能なパケット通信を行う事ができる方式だ。
という事は携帯が使えなくなったという事だ。
しかし、それで終わればこれ程の大事にはならない筈だが、VoLTE交換機の負荷を低減するために、無線設備でのデータおよび音声の接続要求の流量制限も実施した。ところが今度は加入者DBに登録されるデータの不一致が発生し、これに対処するために13台のパケットデータネットワークゲートウェイ(OGW)を切り離した。
そして輻輳が発生して大規模通信障害となったという事だが、ここで何故か各マスコミの発表で「輻輳」という用語が使われている。輻輳(ふくそう)とは通信分野ではインターネット回線や電話回線にアクセスが集中することを表し、通信速度が低下したり、通信システムそのものがダウンする障害を表す言葉だ。
結局携帯用のコアルーターの交換でトラブって、その対策が次々に失敗となり、KDDIのネットワーク全てに及ぶ大規模な通信障害に至ってしまったという事のようだ。
これに対してKDDIではホームページに障害を掲載とあるが、回線障害ではホームページが見られないじゃないか。これに対してKDDIでは「PCであればご覧いただけるのではないか」何て言っているというが、自宅のネットが「auひかり」だったら‥‥やっぱり繋がらず!
電力供給の場合は、需要に追い付かない場合は全停電(ブラックアウト)に至り、回復には多くの時間を必要とする事は知られているが、通信インフラも一度ダウンすると回復は多くの時間を必要とする事が判ったが、という事は通信機器は正常化しても全ユーザーの回線が復帰するまでには当分かかるとう事だ。
しかし、消防への緊急連絡も繋がらない状況だが、KDDIでは公衆電話を使って欲しい、って、あの青い奴まだあるのかぁ?
そう言えば、どこかにテレカの余ったヤツがあった筈だが、探して出して何時も持ち歩く必要があるかな。
それにしても、携帯ルーターの交換から全システムが障害に至るって‥‥なんか変じゃねぇ?
一部では陰謀論が囁かれているようで、まあ中共や北がサイバーテロの実験をやった‥‥何て事が無いとも言えないが‥‥。
今の若者は携帯が無いと待ち合わせも出来ないようで、これが原因で彼女と別れ、結婚のチャンスを失い、増々独身が増えて、少子化に拍車をかけるとか。
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