韓国が海軍航空司令部創設って 一体どこの国と戦うんだ?
7月 17, 2022
韓国の報道によると『韓国海上警戒作戦核心部隊である海軍航空司令部が15日創設され、1951年に航空班が創設されてから71年ぶりに海軍航空は司令部として姿を備えた。』
海軍航空司令部は海軍作戦司令部隷下の第6航空戦団を基幹として、人員や戦力、装備を拡大した組織で、敵の潜水艦威嚇に対する対応をはじめ、海上航空作戦計画の樹立はもちろん、教育訓練、整備、軍需支援、管制および運航などの任務を遂行する。
海軍航空司令部は従来の海上哨戒機「P-3CKオライオン」、海上作戦ヘリコプター「リンス」「スーパーリンス」、海上作戦ヘリ「AW-139ワイルドキャット」に加えて海上哨戒機「P-8Aポセイドン」、海上作戦ヘリ「H-60Rシーホーク」、掃海ヘリコプター、艦搭載偵察用無人機(UAV)など新規戦力を順次導入する計画だという。
さてそれでは今後導入する計画の新規戦力とはどんなものなのだろうか?
P-8A ポセイドン
ボーイング社が開発した哨戒機で小型旅客機ボーイング737からの改造機。
現在韓国軍はP-3Cを8機とP-3CKを8機の計16機を運用しているが、老朽化と共にその代替えとして、P-8Aを対外有償軍事援助(FMS)で6機の導入が決定されている。
実は当初、米軍から中古のS-3ヴァイキングを20機購入する予定だったが価格が折り合わずに断念。それにしても、艦載機であるS-3を空母を持たない韓国が導入して、どうするつもりだったのだろうか?
なお、詳細は
⇒【自衛隊 vs 韓国軍】 対潜哨戒機
にて
MH-60R シーホーク
韓国海軍は海上作戦ヘリとしてUH-60 ブラックホークを使用しているが、塩害対策が十分でなく防錆仕様になっておらず、回転翼の折り畳み機構を有さないという、海軍艦載機としては致命的な欠点のある、韓国軍ではお馴染みのお笑い兵器だ。
そこでMH-60 シーホークを、これまた対外有償軍事援助で12機購入する事になっている。
掃海ヘリコプター
これについては韓国で自主開発するという。事業には22年から30年までに総事業費8,500億ウォンが投じられ、韓国航空宇宙産業(KAI)が製作した海兵隊の上陸機動ヘリコプター「マリンオン」を基に掃海ヘリコプターとする、という。
ではマリオンとは‥‥実は例の修理オンとも揶揄されているお笑いヘリコプター「スリオン」の海軍用で、ベースが同じなら当然お笑いヘリという事だ。なおスリオンについては
⇒【自衛隊 vs 韓国軍】ヘリコプター
艦搭載偵察用無人機(UAV)
実は2019年に510億ウォンの税金を投じて導入したのだが、性能が劣り事実上使い物にならなかった。そこで北朝鮮による攻撃の兆候を積極的に探知出来ない事を心配して、なるべく活用しない事にした。
な~るほど、使わなければ欠点も出ないという事だ。それにめげずに、また挑戦するとは、結構根性があるじゃないか(笑
ところでこの海軍航空司令部創設って、何のために作るのかねぇ?
勿論建前は北朝鮮の潜水艦を探知する、とかいうのだろうが、勿論本音は日本の自衛隊を監視する(積りの)為だろう(笑
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