韓国が初の月軌道衛星打ち上げ、「宇宙探査の国際運転免許証を取った」とホルホル
8月 7, 2022
韓国初の月軌道衛星「タヌリ」が5日、に打ち上げられ、「韓国は今や地球の軌道を超えて深宇宙探査時代の幕を開けることになった」とか「韓国が宇宙探査の『国際免許証』を取ったニダ」とホルホルしている。
タヌリは韓国時間5日午前、米フロリダ州ケープカナベラルで打ち上げられ、遷移軌道(一つの軌道から他の軌道に移る時に通る中間軌道)進入に成功した。
これは月に向かう軌道に入った事意味する。
今後タヌリは134日間宇宙を旅して、12月16日に月上空100キロメートル軌道侵入に成功すれば、月探査活動に入る事が出来る。
ええっ、134日間って‥‥。
地球から月まで何でそんなに掛かるの?
実はタヌリは真っすぐ月に向かわず、いったん太陽側へ大きく離れた後、弾道月遷移(BLT)と呼ばれる軌跡で地球側に戻り、月に接近していく。
という事は、今後何度かの軌道修正が必要であり、月の周回に成功するまでには前途は多難という事だが、韓国では既に月周回に成功したかのような気になっている(笑
なんたって「今回の遷移軌道侵入で、ロシア、米国、日本、欧州、中国、インドに次ぐ7番目の『月探査国』になったニダ」って。あのお、月に到達するのはまだ4ヶ月以上先ですけど。
おまけに、ヌリ号の打ち上げ成功により、韓国は宇宙への自立した輸送能力を確保し、自主的な宇宙開発ができるようになった。「宇宙強国」を目指す韓国にとっては大きな一歩になったことは間違いない、とホルホルしているが、打ち上げは相変わらずスペースXであり、米国製のロケットでの打ち上げなんだけど?
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