お洒落でボッタクリ価格の家電 バルミューダって何?

8月 26, 2022 0 投稿者: B_Otaku

 

ネットの一部でボロクロの評価となっているバルミューダという家電メーカーがあるらしい。

正直言ってそんなメーカーは知らなかった。

という事で知べて見れば、東京武蔵野市にある中小家電メーカーで東証グロース(新興企業向け市場)に上場している。製品は扇風機・ヒーター・加湿器・空気清浄機といった空調関係が中心となっている。

このメーカーが叩かれている大きな原因は、価格が高い割に性能が悪く、見かけだけの商品というものだが、どうやら同社の狙う客層自体が見る目の無いブランド志向のユーザー、という事らしい。

まあ、買うヤツの勝手、という事だが、本当にボッタクリなのかという興味も湧いてくる。

そこで先ずは炊飯器の見て見よう。

成程、お洒落なデザインだ。

ではパナソニックの炊飯器と比べてみると‥‥

確かに、価格は倍だ。

次にオーブントースターでは

そして、これまたパナソニックと比べると

ややっ、やっぱり倍以上だ。

ただし、バルミューダのトースターは自慢のスチームトースターというもので、パンがシットリと仕上がるとか。尤も、口コミを見れば、水パイプのメンテがし辛く不衛生で故障も多いとか、もう踏んだり蹴ったりだった。

しか~し、こんな事で驚いてはいけない。2021年にはスマートフォン事業に参入し「BALMUDA Phone」を発売したのだが、これがまたお笑いスマホも良いところで、同社の評判を増々落とす結果となってしまった。

そのお笑い度は
・価格が約14万円とハイエンド機並みだが、性能は他社の中級機程度。
・カーブを基調にしたデザイン優先というが、14年前のiPone 3Gソックリ

・しかも背面までカーブにしたので、机に置くとコロコロと不安定で、画面にタッチする度に本体が揺れる。

・ブラウジングも、画面切り替えも、スクロールも反応が悪い。
・指紋認証位置がヘンテコで解除が出来なくなる。
・カメラの性能がショボ過ぎる
・独自開発のアプリケーションが使い物にならない。
等、等‥‥

こんな状況だから、購入したユーザーも呆れて売り飛ばそうとしたらば、中古の買取価格は何と500円だった!

もう踏んだり蹴ったりの結果だが、こんな状況で経営は大丈夫なのだろうか。

同社を創業した寺尾玄氏は高校中退後海外を放浪し、帰国後プロのシンガーソングライターとして大手レーベルと契約したが、直ぐにグループは解散し音楽の道をあきらめる。そして突然、プロダクトデザインに興味を持ち同社を設立。

という経歴だから、これで上手く行けば日本のスティーブ・ジョブズなのだが‥‥。

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