通園バス 園児置き去り死亡について考えてみる
9月 19, 2022
静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」にて、幼稚園バスに3歳の女の子が置き去りにされ熱射病により死亡した事故については、その時のバスについて纏めたが、今回はもう少し深堀してみる。
先ずはバスのシート配置を見ると
幼児用シートは二人掛けが9つで合計18人が乗車出来る。これに加えて折り畳み式の保護者シートが前後各1つあり、後部に保護者が乘っていれば幼児たちが園に到着して降車する際に、後ろの子供が全員降りていく事を確認出来る。
すなわち、このバスは置き去り事故に対して、二人の保護者を乗車させる事で対応するように設計されていたのだった。
しかし、幼稚園の厳しい経営状況を考えれば、18人の幼児に対して二人の職員を就けるのは、現実的には難しいかもしれない。
やはりここは、全員が降車してから駐車場に移動する前に、運転者は自らが後方迄車内を確認するべきであり、多人数が乗車するクルマ(バス)のドライバーとしては当然の事だが、これを怠った同幼稚園の園長の責任は重大だ。
とはいえ、只でさえ担い手の少ない幼稚園・保育園で、園長を逮捕などしたら、他の園もリスクを避けるために送迎バスの廃止、何て事になれば、一番困るのは幼児を持つ家庭だ。そんな事もあり、昨年の同様な事故では、関係者を在宅で起訴している。判決も恐らく執行猶予がつくか、罰金というところだろう。
こうなれば、父兄の側でも出来るだけの対策を練っておく事も必要で、他の園では閉じ込められた時にホーンを鳴らす訓練をしている姿が報道されていた。事故にあったのが女の子という事で、これがメカ好きの男の子だったら、3歳とはいえ自分でロックを外してドアを開けられたかもしれない等、条件も悪かった事も事実だ。
さてこれらについての実態は、このブログに頻繁にいいねを付けてくれる(有難い)読者が自ら運営するブログで、幼稚園児の息子に関してクラクションを鳴らす練習
確かに、川崎幼稚園は以前から問題があるのに、何でそんなところに入れるんだ?何て意見もあるが、実態はそこしか無いのだろう。
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こんにちは😃
リンクありがとうございます😊いつも、ブログ読ませていただいています✨
本当に、この事件はもう2度と起こって欲しくないですからね😔冬生君のこともあったのに、なぜまた起きてしまったのか💦辛い事件です。