日本国内における大規模な群集事故は過去5回起きていた
11月 5, 2022
韓国での大惨事を契機として日本でも群衆事故が再度着目されている。その中では未だ記憶に新しい明石歩道橋事故に関してのブログは既にアップしてある。
⇒日本の圧死事故 明石歩道橋事故では警察幹部が実刑となっていた
それでは他に日本で起こった同様の惨事はというと、明石以外にも4件があった。
時系列順に列記すると
・京都駅跨線橋転倒事故
1934年(昭和9年)1月 京都市下京区の京都駅構内で発生
死者77人、負傷者74人
・二重橋事件
1954年(昭和29年)1月 皇居一般参賀において、二重橋で参賀者の将棋倒しが発生 死者16名
・彌彦(いやひこ)神社事件
1956年(昭和31年)1月 新潟県西蒲原郡弥彦村の彌彦神社(弥彦神社)拝殿前で初詣客が新年の餅撒きに殺到して発生
死者124名、重軽傷者80名
・横浜歌謡ショー将棋倒し事故
1960年(昭和q35年)3月 ラジオ関東(現:アール・エフ・ラジオ日本)開局1周年記念として、自社番組である『歌謡曲ゴールデン・ヒット・ショー』の公開録音を、横浜市中区の横浜公園体育館で開催。この際会場内へ複数の入場希望者が行列に割り込む形で無理やり入ろうして北側入口で将棋倒しが発生 死者12名、重傷者8名、軽症者多数
取り分け彌彦神社事件は今回の韓国に迫る124名の死亡者を出している。昭和31年といえば、私も一応この世に生まれていたのだが、流石に記憶は無い。
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