韓国の暗号通貨「ウィーミックス」上場廃止決定で数千億ウォン損失
11月 26, 2022
今月11日に暗号資産の交換業大手「FTXトレーディング」のアメリカ法人や日本法人を含むおよそ130のグループ会社がアメリカ連邦破産法11条の適用を裁判所に申請した事で「ビットコイン」などの価格も急落し、まさに暗号通貨危機という状況だ。
負債総額は日本円で約7兆円という凄まじいものだ。
このような状況で、今度は韓国のゲーム企業ウィーメード(WEMADE)が発行した仮想通貨「ウィーミックス(WEMIX)」が12月8日、韓国国内の主要取引所で上場廃止となる事が伝えられた。このため上場廃止後は韓国内でウィーミックス株を売買するルートが無くなってしまう。
上場廃止の理由は「公示を上回る量の仮想通貨を顧客に流通させ、情報を透明に公開しなかった」というものだ。前述のFTXトレーディングも前CEOがFTXから自身が所有する投資会社に100億ドル(1兆4000億円)もの顧客資金を密かに移し、そのうちおよそ10億ドルから20億ドルの行方が分からなくなっているということで、まあ暗号通貨業者の経営陣はどうやら胡散臭い連中が多いようだ。
この発表により同社株はわずか50分で66%以上下落し、時価総額にして3000億ウォンが蒸発した。
暗号通貨が最初に話題になった当時は、暗号技術による極めて安全な資産だった筈だが。
⇒イノベーションとブロックチェーン(年金フル世代も時代に遅れるな)
その安全性も、量子コンピュータという桁違いに高性能なコンピュータの時代では、暗号何て簡単に解読されてしまい、これでは暗号通貨の意味がなっなってしまう。
⇒量子コンピューターがスーパーコンピューターを超えた
まあ、今の暗号通貨は危険が一杯であり、一般人が手を出すには危険過ぎる。
尤も、資産を持たない私としては、どうでも良いけどねぇ(泣
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