韓国防空識別圏に中ロの軍用機8機が侵入
12月 1, 2022
韓国軍合同参謀本部の発表では30日、中国の軍用機2機とロシアの軍用機6機が南部と東部の韓国防空識別圏(KADIZ)に進入した後、KADIZを出たと明らかにした。領空侵犯はなかったという。
その詳細は、30日午前5時48分ごろ、中国のH6爆撃機2機が済州島の南の岩礁、離於島の北西126キロでKADIZに進入。その後に東に移動し、同6時13分ごろKADIZから出た。6時44分ごろには南東部・浦項の北東でKADIZに入った後に北側に飛行し、7時7分ごろに出た。
今度は午後0時18分ごろには中国のH6爆撃機2機とロシアの軍用機6機(TU95戦略爆撃機4機、SU35戦闘機2機)が東部・鬱陵島の北東200キロでKADIZに進入した後に独島の東南側へ飛行し、同0時36分ごろKADIZを離れた。
(以上ソウル聯合ニュース)
とはいえ、我々日本人には一体どんな場所なのか、さっぱり判らない。そこで下の図を作ってみた。
中共のH6とロシアのTu95のランデブーは5月にも実施されている。
⇒ウクライナ侵攻後初 中露爆撃機が日本列島沿いを飛行
まあ、デカい旧型爆撃機をこれ見よがしに飛行させている時点で、バカ丸出しだが(笑
因みにこれに対して韓国軍は中国とロシアの軍用機KADIZに進入する前から戦闘機を投入し、偶発的な状況に備えた戦術措置を取った、と発表されているが、戦闘機の機種は定かではない。因みに離於島沖では爆撃機2機のみだが、これでは戦闘機の餌食になって終わりだと思うのだが?
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