中国恒大集団 EV生産中止 えっ、恒大って未だあったの
12月 3, 2022
中国恒大集団といえば不動産大手で破綻に向かっていた、と思っていたが、どっこい未だ生きていた!
何やら訳が判らないが、恒大集団は11月7日にドル建て債の8,249万ドル分の利払いの支払い期限を迎えたが、支払いをしなかったことでデフォルトとみなされた筈だ。格付け会社によるランクは「SD」で、これは債務者がある特定の債務を選択して不履行としたものの、その他の債務については期日通りに支払いを継続するとみなされる、という事で、債務不履行はあったが、会社が破綻した訳では無さそうだ。
さらにこのデフォルトで中国当局が債務再編交渉に積極的に関わり始め、要するに中共は恒大を完全にぶっ潰す事はしないようだ。
そして、低迷する不動産事業に代わり、EV産業を主力事業とする位置づけにした、という。実際に恒大は9月にSUVタイプのEV「恒馳5」の量産を天津工場で始めたと発表し、3万7千台を超える受注があると発表していた。
しか~し、ロイターは今月二日、「恒馳5」の量産を中止したと報じた。理由は受注量が足りないためだという。あれぇ~、3万7千台を超える受注があるんじゃあなかったのかぁ?
そりゃ、まあ、クルマづくりの実績が無い企業のEVなんて普通は買わないだろう。
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