テスラの自動運転 誤動作で事故回避が原因の玉突き事故発生中
1月 23, 2023
テスラの自動運転は、今までにも度々誤動作などによる重大事故が起きているが、最近問題になっているのは誤動作により突然急ブレーキを掛けることで、後続車が次々に追突する多重玉突き事故が発生する現象だ。
その一例が以下のTwitterに公開されれている。
ベイブリッジで突然停止し、マスクが自動運転機能を発表したわずか数時間後に、8台の車両が衝突し、2歳の子供を含む9人が負傷した自動運転テスラの監視映像を入手しました。
I obtained surveillance footage of the self-driving Tesla that abruptly stopped on the Bay Bridge, resulting in an eight-vehicle crash that injured 9 people including a 2 yr old child just hours after Musk announced the self-driving feature.
Full story: https://t.co/LaEvX9TzxW pic.twitter.com/i75jSh2UpN
— Ken Klippenstein (@kenklippenstein) January 10, 2023
アングルが引いた位置からの撮影で判り辛いが、画面左上でテスラが停止した事で後続車が追突(0:11秒時点)し、その後後続のクルマも次々と追突したものだ。以下にその場面のスクリーンショットを拡大したものを示す。
別の写真では
この事故は11月4日にカリフォルニア州公記録法に従ってマスコミ(インターセプト)が入手したビデオで、ドライバーはテスラの新しい「完全自動運転機能」を使用中にテスラの「左信号」と「ブレーキ」が作動し左車線に移動し停止した、と述べているという。
要するに何も支障のない状態で行き成り減速して左端に車線変更して停止した事で、後続車が次々に追突し、8台のクルマが山積み状態となったのだった。
テスラは2021年7月から昨年6月までに273件の事故が発生しているが、その70%は「完全自動運転」モードを持つ先進運転支援システムが関与しているという。またこの数か月、高速道路で車両が突然の急ブレーキを掛ける事故が急増していて、これらが原因と疑われる35件の事故で19人が死亡している。
またこの3か月での同様の苦情は100件以上に上るという。
テスラが新たな市場に参入するには他社との大きな差別化が必要であり、それが完全自動運転という無茶な方向に走っている原因となっている。
イーロンマスク氏はTwitterを傘下に入れて、DSの悪事をバラし始めたと思えば、環境詐欺に載っかって電気自動車の普及を目論んだりと、何やらどっち側の人間なのやら判らないという状況だが‥‥。
ハテ、この先どうなる事やら。
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