韓国の航空会社でCAの制服がスラックスとスニーカーに
3月 6, 2023
CAといえば殆どが女性で、その制服はスカートにパンプスとうのが定番だが、韓国のLCC「エアロK(Aero K)」が男女の区別をなくした「ジェンダーレス(genderless)」な制服で外信各社に好評だ、という。
エアロKの制服は男女共に濃紺のスラックスで靴はスニーカーを履いている乗務員もいる。また上着は働きやすいトレーナーを着ている従業員もいる、という。
韓国以外でもジェンダーレス制服を採用する航空会社が多いようで、まあこれも最近の流れに乗っているという事だ。
他国では英国のジェットブルー航空、アイスランドのプレイ航空、英国のヴァージンアトランティック航空などが女性CAがスラックスを着用が出来るが、中でもジェットブルー航空はすべての性的アイデンティティーを受け入れるという趣旨から、男性にも化粧をしてスカートをはくことを許可している。実際に口紅を塗りスカートにストッキング姿の男性CAもいる‥‥とか。
最近のLGBTQ尊重などの傾向がそのまま反映されているという事か。
ジェンダーレス制服といえば、日本の中・高校でも徐々に実施され始めているが、多くは女生徒にスラックスも選択可能とするが、男子生徒のスカートは規定していない場合が殆どのようだ。尤も、一部では男子のスカートも制度上は認められていても、実際に着用するとなると女生徒のスラックスに比べて遥かに敷居が高い、という事だろう。
まあ、これも慣れの問題かもしれない。というのは、スコットランドの高校では今でも男子の制服にキルトを制定しているところもあるようで、現地では別に当たり前なのだろう。
スコットランドのキルトは日本でも知られているが、それとは別に今世紀前半では欧米では、上流階級の子供はまさにジェンダーフリーだったようだ。下の写真はフランクリン ルーズベルト第32代米国大統領の子供の時の写真だ。
この可愛い子が大人になったら‥‥
別にLGBTQという訳では無く、当時の上流階級では「常識」だったのだ。
要するに常識なんていうモノは、時と場所でマルで変わるという事だ。
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