EUが2035年以降もエンジン車容認へ

3月 27, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

欧州連合といえば、2035年までに内燃機関(エンジン)車を禁止すると表明したが3月25日、2035年以降も条件付きでエンジン車の新車販売を容認すると明らかにした。

ただしエンジン車といっても、水素と二酸化炭素(CO2)を原料にした「e―fuel(イーフュエル)」と呼ばれる合成燃料を使用する新車に限り販売を認めるというものだが、それでも電気自動車(EV)化へ一直線だったEUは方針転換をする羽目になった。

その理由を考えれば、そもそも全面EV化なんていうのは絵に描いた餅であり、環境に対する効果だって怪しいどころか、総合的に見れば悪化させるかもしれない、というくらいのものだ。言ってみれば、いよいよ環境詐欺が成り立たなくなった、という事だろう。

さて、それでは合成燃料というのは上手く行くのだろうか? 2035年と言えば、あと12年しかない。この燃料は発電所や製油所などで排出されたCO2を回収し、水素と組み合わせて製造し、インフラはガソリンスタンドなどを活用できると言われているが‥‥。

この流れになると、俄然強みを発揮するのはトヨタ得意のハイブリッドや日産のe-powerと呼ばれるエンジン発電式のEVであり、これは日本が一強になりかねないなんて夢も見たくなるが、そうなれば妨害もされるだろう。

そして一番の痛手を受けるのは、エンジンが出来ないからとEV化に突き進んだ中国と、バッテリーで世界を制覇する気で不良品による事故続発の韓国、という事になる。

これぁ、目出度い

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