マイナンバーカードの脆弱性を証明するかのような不具合が起きている

5月 1, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

2万円のポイント供与で釣った事が功を奏した事で、政府は「ほぼ全国民」に行き渡ったと自画自賛しているマイナンバーカード。

しかーし、喜んではいられない事件も発生している。

横浜市で3月7日にコンビニでマイナンバーカードを使い証明書交付サービスを利用した人に、別人の住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書などが誤って発行される問題が発生し、9人に対して18人分の情報が流出した、という。

その原因はコンビニ申請をする人が多く、通信に負荷がかかった結果起きたというが、何やら危ないシステムを使っていたのだった。

さらに練馬区でも3月5日にマイナンバーカードの申請者50人分の住所・氏名の書かれたリストが流出している。原因はマイナンバーカードの再交付手続に来た住民に職員が確認用に使ったリストを渡してしまった、という事だ。

特に後者の例は、そもそも小役人が簡単に個人情報のリストを印刷できるシステムが問題であり、その程度の認識で個人情報を扱っている事がバレてしまった。

政府は、
この問題は横浜市の証明書発行サービスのアプリケーションの問題で、マイナンバーカードそのものや、マイナンバーカードを使った情報連携の仕組みの問題ではないっ、キリッ(`・ω・´)
とか言っているようだが‥‥

セキュリティーシステムは問題が起こる事を前提として、その時の被害を最小化するというシステムを構築する事が重要だが、政府は問題はない、安心して欲しい、とか何とか、いい加減な事を言っているようだ。

加えて、警察、特に公安関係者は全国民をデーター管理したくてたまらないだろうから、これらに悪用されないようなシステムを作る事も重要だ。犯罪撲滅に役立つと言われば否定はしないが、それ以上に一部の人間が国民を管理するためにシステムを悪用しないか、よ~く見極める必要がある。

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