マイナンバーカード保険証で別人の情報がひも付けされる不具合が
5月 13, 2023
政府は健康保険証のマイナンバーカード化を強引に推進しているが、既に不具合やら問題点続出だ。
⇒マイナンバーカードの脆弱性を証明するかのような不具合が起きている
そして、システムの不具合は勿論、マイナカードを扱う市町村役所の職員のレベルの低さも問題となっている。
⇒練馬区役所 マイナンバー情報を漏洩していた!
そんなマイナカード健康保険証に、またまた問題が発覚した。
それはマイナカードと一体化された健康保険証を医療機関などで利用した際に、別の人がひも付けされ診療情報などが閲覧されるという不具合が発生している事が判明した事だ。
原因は、健康保険を運営する組合などが加入者の健康保険証とマイナンバーカードをひも付ける際に入力を誤ったことなどが原因という事で、名前や生年月日に加え医療費や処方された薬などの診療情報が閲覧されたケースがこれまでに5件確認されたというが、いやいや、もっとあるでしょう。
健康保険のデーター登録に関しては、一昨年10月から去年11月までの約1年間で、入力ミスにより本人とは違う保険証の情報が登録されていたケースは7300件もあった、という事で、いや、まあ、情報入力の基本がマルでダメな事がよく判る。
システム開発を請け負ったIT企業、運営する地方公務員、健康保険データを入力する健康保険組合など、とにかく健康保険証のマイナカード化を推進すべき全ての組織が、IT化を担うために水準に全く達していないという、この事実。
想像はしていたが、実態はそれをも遥かに超える酷さだった。
だめだ、こりゃ。
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