インターナショナルスクールが突然閉鎖 払った学費も返還せず
6月 1, 2023
港区のインターナショナルスクールが突然閉鎖され、年間500万円の授業料の返金も無いと話題になっていrる。
スクールは2015年に高級住宅街にある地下1階、地上2階建ての建物で開校され、英語や中国語など2カ国語以上を学べる英才教育がウリで、年間授業料は約500万円!
では、何故突然閉鎖となったかというと、スクール側が家賃を滞納していて、建物オーナーが裁判を行い、2017年11月30日までに明け渡すという和解が成立していた。ところが、スクール側はそのまま居座った事で、オーナー側は協議や調停の打診を重ねていた、という。
それでも通っている児童の事も考え、ギリギリまで待ったが任意の明け渡しに応じない事から、遂に東京地裁の執行官による強制執行が実施された、というのが経緯だった。
ところがスクールは4月に強制執行が行われる事を知りながら、父兄に対して3月中に来季の授業料を支払うように要請した事から、親は500万円を振り込んだが、その翌月に突然の閉鎖となったという事で、そりゃ親は怒るし、払った金を返せ、というのは当たり前だ。
ところが、スクールは返却する気は全く無しだから、揉めるのは当たり前だ。
そして、このスクールの経営者のリナ・ローズ氏が、まあ大したタマゲたという人物だった。
先ずは、この明け渡し騒ぎに対しては、家賃滞納が原因なのに、建物のオーナーと弁護士が原因として、損害賠償を請求する、とか息巻いているようだ。
更に、テレビ朝日の「グッドモーニング」がこの問題を放送したことに対して、「事実の捏造、流布が含まれていました。虚偽の情報を流したり、学校のコミュニティについて中傷的な発言をした謝罪を求めている。
それどころか、取材に協力した保護者らに法的措置を取ると騒いでいるというが、法的処置を取りたいのは詐欺的な手法で500万円を搾取された保護者なのだが‥‥。
このリナ・ローズという人物、一体何者なのかと思ったら、本名「高桑里奈」という日本人だった。その経歴が、これまた凄いもので、詳細は以下にて。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA
このスクール、麻布エリアにあるという場所の良さもあり、子どもを通園させる芸能人や一流アスリートなども実際に複数名いたようだ。
そんな事もあって、一時期は0歳から6歳までの幼児が100人程通っていたという。
んっ、0歳から6歳!
インターナショナルスクールというから、小中学生かと思ったら、何の事は無い、幼稚園じゃないの。
それじゃあ、別に他の幼稚園に行くが、いっその事、小学校入学までお受験塾にでも通わせればいいんじゃないの?
考えてみれば、幼児教育に年間500万円も掛けて怪しげなスクールに通わせる何て言うのは、ハッキリ言って●金と言う事じゃないのかな。
スクールも児童の親も、何やら怪しげな世界の一旦が垣間見えた事で、この騒ぎは我々庶民にとっては良いネタになった事に感謝して、その成り行きを生暖かく見守ろう(笑
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