元ジャニーズＪｒ．が国会で証言

『ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害問題で、元ジャニーズJr.の二本樹顕理さん(39)が31日、国会内で立憲民主党のヒアリングに応じ、「（自分が事務所に）在籍していた1年半の間だけでも、入所時期の近いジャニーズJr.たち十数人の被害を耳にした」と証言した』、と共同通信が伝えている。

二本木さんは、自分よりも過激な行為を受けた人もいたと証言している。そしてJr.メンバー同士では情報が共有されていたというが、それでも被害を訴える事が出来なかったのは、この事実の暴露本などは出版されていなかったし、マスコミは全く動かなかった事が原因という。

まあ、ジャニー喜多川氏の力を考えれば、マスコミもこの件には関わらないのが一番だと思っていただろう。

それでは今、なぜこの問題が急に騒がれ始めたのだろうか？

その発端は英BBCが暴露した事だろう。
⇒英ＢＢＣがジャニー喜多川氏の未成年者への性的虐待暴露

そしてもう一つは、本人が死亡した事と、それによりジャニーズ事務所の力が急速に衰えているから、マスコミも忖度しなくなった事もあるだろう。

そして今度は、同じく元ジャーニーズJr.の平本淳也氏が実名を出して暴露を行った。その内容は、最年長タレントの東山紀之が自身が出演する番組で「社名を変更しての出直しも」と発言したが、平本氏によれば
・東山はジャニーさんの側近中の側近のひとりであり、常にその意向に沿って『邪魔』を排除していた
・副社長だったメリー喜多川さんには従順な召し使いでありつづけた
と暴露し
・東山はどちらかと言えば加害者側なのは関係者なら誰でも知っている事
・性加害など知らないという厚顔ぶりに呆れる
とも言っている事を日刊ゲンダイが伝えている。

ジャニーズの性加害が問題となっている今、今度は市川猿之助の自殺未遂に関して、猿之助の若い男性役者に対する性加害が暴露された事が自殺未遂の原因という報道が出まくっている。

政府としては、LGBTQ法案を早く通したいこの時点としては、これらの性加害報道は痛いだろう。LGBTQ該当者は被害者だというストーリーがGとＢはセクハラの宝庫だ、何て事になったらば「ホレ見ろ、こんな連中を擁護する法案なんてさっさと廃案にしろ」なんていう意見が盛り上がりかねない。

まあ、我々からすれば対岸の火事であり、野次馬根性丸出しでその成り行きを見ていこう。

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