昨年浸水で死亡者が出たソウルの現場は今でもゴミ詰まり
6月 4, 2023
昨年8月、韓国の江南地区では大きな水害が発生した。
⇒韓国江南地区の浸水被害の原因は下水の経路ミスや設備の不備
あれから10カ月、韓国政府は半地下街の窓の前に「止水板」を設置して浸水を防ぐと言っていたが、実際に止水版が設置された建物は一つも無かったという。
止水版が無くても、排水溝が整備されていれば良いのだが、これら半地下の建物がある路地に設置されている排水溝の約70%は落ち葉や花びら、タバコの吸い殻や紙コップ、段ボールなどのゴミや泥が詰まっていて、排水機能は果たせない状態だったという。
半地下街のみならず、江南駅付近も同様で、500mの道路にある50カ所の排水溝のうち23カ所がゴミで塞がれていた。排水溝によっては、タバコの吸い殻80本余り、木の葉、固まったティッシュ、使い捨てライター、ガムの包み紙などが詰まっているものもあり、要するにゴミを道路に平気で捨てる住民にも大きな問題があるのだが、まあ、あの国の国民のモラルからすれば驚くものでは無い。
それでも小まめに掃除すれば良いのだが、実際の清掃は年に1~2回で、これでは全く不足という事だ。
もうすぐまた、豪雨の季節がやってくる。
また同じ事を繰り返すのは目に見えているが、まあ、だからといって我々には関係が無い事であり、これまた非韓三原則とともに、生暖かく見守ろう。
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