お笑い韓国にも笑われる日本のマイナンバーカード
6月 10, 2023
時間が経つにつれて沈静化どころか傷口が広がっている日本のマイナンバーカードが、お笑い韓国にまでお笑いネタにされるという、何とも情けない事態となっている。
韓国メディアは日本政府について、公文書にいちいち印鑑を押し、電子メールよりもファックスの方を好む「デジタル後進国」で、これから脱出しようと始めたのがマイナンバーカードで、その切り札がボロボロだ、と笑いものにしているが、そりゃ馬鹿にされるよなぁ。
その中で、日本の銀行口座名義はカタカナで登録され、音読が可能だが、マイナンバーカードは名前を漢字で入力するようになっているために、漢字で記載された名前は読み方がそれぞれ異なり、本人でなければ区別が難しく、銀行口座名義と同じなのかどうか自動で確認するのは困難な構造だ、と痛いところを突かれている。
日本の銀行のシステムがカタカナを使用する理由は、導入当時の大型汎用機と呼ばれるいわゆる大型コンピューターはIBM社の独占であり、すなわちアルファベットが基本となっていた。その文字コードに1ビット追加して強引にカタカナを組み込んだ事から、銀行のシステムは今でもカタカナなのだった。
これは銀行のみに限らず、大手企業でも同様で、歴史のある企業ほど大型汎用機を使っているから、社員の給与明細も今時カタカナだったりする。
ただしカナシステムは漢字システムに比べて圧倒的にデータ容量が少なく、処理速度も速い。しかも行単位に印字できる高速ラインプリンタが使用できるので、膨大な帳票を短時間に出力できるし、活字を叩いて印字するのでノーカーボン用紙が使え、要するに確実な控えが取れるから、税務処理などでも極めて有用となる。
その点では韓国のように漢字を廃止してしまったのは、コンピュータ化にとっては有利となるが、文学的には最悪で、同音異語が全く判別できないなど、これまた大きな問題を抱えているが、まあ知った事では無い(笑
.それにしても、韓国に馬鹿にされる日本のデジタル庁。あの大臣の顔を見ているだけで無能がうつりそうだ。
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