岸田首相 突然の解散否定表明

立憲民主党が内閣不信任決議案の提出を決めた事で、その対応として岸田首相は解散総選挙を行うとの含みを持たせていたが、昨日夜に突然「今国会での解散は考えていない」と明言した。

5月のG7サミットの成功で内閣支持率は上昇し、野党の選挙準備も整っていない事から、「自民党内では解散のチャンス！」との意見もあり、首相も不信任案を理由に解散して国民に直接信を問う考えをチラつかせていたのだが‥‥。

考えてみれば、政府が重要法案とする防衛費増額を裏付ける財源確保法案をめぐり与野党は15日、翌日の参院本会議で採決することで合意した事で、必要な法案を通常国会で成立させる環境が整った事で、不信任案を理由に解散に踏み切る必要性は無いとの判断になったようだ。

しかも連立を組んでいる公明党との関係も東京都の候補者調整が上手くいかない事から、両党の関係もぎくしゃくしているし、マイナンバーカードの相次ぐトラブルもあるなど、決して状況は良くない。

なぁ～んだ、公明党との決裂かと期待していたのにねぇ。

う～ん、残念！

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