韓国で円建て貯金がブーム

円が対ウォンで下落が続いている。15日には100円＝904ウォンまで落ち込んだ事で、これをチャンスとばかりに円建て貯金をする韓国人が増えている、という。

韓国の投資家によると、円・ウォンレートは100円＝1,000ウォンが本来の相場と考えていて、何れそのレートに戻るから、そうなれば10％の儲けが出るという目論見らしい。

韓国の投資家からすれば円は安全資産ということらしいが、あれっ、NOジャパンはどうなったんだ。
いや、元々NOジャパンなん言って騒いでいたのは文ちゃんを支持する左翼とその親派、更にはブームに踊らされた無知な国民達であり、賢い投資家達は冷静に分析しているのだった。

ところで、円は今後どうなるのだろうか？

今年4月に日銀・黒田総裁が退任し、日銀の通貨政策も変わるだろうとの予測から円相場は一時的に上昇したが、新総裁が「当分緩和的な通貨政策を維持する」との立場を表明した事から、再び円安となった。

ブルームバーグの予測では、年末時点での円・ドル相場の予想中間値は129円で現在より約8％円高という事だが、それでも円安には違いない。

ところで、円・ウォン相場も結局は円・ドル相場に影響されるから、前述の韓国の投資家の円買いで10％の利益を期待するのは結構良い線を狙っているかもしれない。となれば、半年で10％だから、年利としては20％で運用する事になり、これぁ結構上手い投資かもしれない。
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