クルマ試乗記の裏話11 【オリジナル写真を挿入する】

8月 2, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

前回のブログで述べたように、アムラックスには殆どのトヨタ車が展示されていた、自由に内外の写真撮影も出来るために、折角だから試乗記にもオリジナルの写真を使おう、と考えた。自分で撮影すれば当然ながら著作権に関係なく自由に使える事も大きなメリットだ。

先ずはデジカメだが、取り敢えず安物のコンパクトデジカメを買ってトライしてみた。実は少し前の銀塩写真、要するに普通にフィルムを使う時代には、一時期かなり写真に凝っていて、35㎜一眼レフのシステムは当然ながら、中型カメラ、ついには大型カメラにまで手を出した事もある。

その感覚からすれば、当時のデジカメなんて高級品でも解像度はイマイチだったが、ネット上で使う分には安物で充分という事で買ったが‥‥ハテ、何処のメーカーだったか忘れてしまった(汗

そのデジカメで撮った画像を試乗記に初めて挿入したのが前回のブログでも紹介したアムラックスで撮ったセルシオの写真だった。

この写真右側、ダッシュボードの写真でフロントウィンドウの景色を妙にボカシてあるのは画像加工用で購入した画像処理ソフトを使用しているためだが、今見ればボカシ過ぎて不自然だが、まあ当時はそんなものだった。

なお、画像処理のアプリケーションといえば定番はアドビのPhotoshopだが、当時このソフトは結構高価だったために、どうせ基本機能しか使わないのだからと廉価版のPhotoshop Elamentsで、確か1万円くらいだった覚えがある。Photoshop Elamentsはその後地道に改良が重ねられて今でも販売しているようだ。

因みに最新のPhotoshop Elamentsは実売で約15,000円で、対するPhotoshop買取は無く全てがサブスク版のために月額料金となり、一番安いフォトプランなら月額1,078円となる。Photoshopの良さは複雑な歪みの補正ができるワープという機能がある事で、これにより広角レンズで派手に歪んだ画像もほぼ修正できる為に、狭いショールームで撮影したクルマのエクステリア写真などのは極めて有用だ。

これについては、項を改めてもう少し詳しく取り上げる予定だ。

さて、その試乗記の写真だが、最初の内は外観とダッシュボード各1枚程度だった。これが、ある程度の枚数で内外装を説明したのは2004年10月の「BMW 120i試乗記」からだった。

つづく

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