クルマ買うならディーラーから新車を現金で買うべし
8月 7, 2023
ビッグモーター問題に端を発し、遂に中古車業界全体の闇まで発覚し始めてしまった。
まあ、他の中古車屋からすればいい迷惑だろうが(笑
ところで、その中古車だが、ハッキリ言ってこれを買うメリットは‥‥無いっ!
幾ら価格が安いとは言っても、償却を考えれば割高であり、100万円で買った中古車を3年毎に買い替えるよりも、200万円で買った新車を10年乗り続ける方が、結果的に得な場合が多い。
クルマというのは一度所有したならば、ほぼ一生涯所有し続けるのだら、長いスパンで考えるべきで、となれば新車を買って乗り潰すのが一番得という事だ。クルマというのは買っても売ってもユーザーからすれば余計な経費が掛かるのだから、せめて10年に一度程度にしたいものだ。
ただし、場合によっては中古車の方が割安という場合もある。特に輸入車の場合、高年式でディーラーが保証している、いわゆるアプルーブカーではメリットも多い。これらのクルマは試乗車として1年くらい使用したものを、完全に整備して自社の中古車センターで販売するもので、1年もので走行距離も数千キロ程度くらいが多い。輸入車は最初の値落ちが大きいために、幾らも償却していない割には価格が安いという事になる。
そしてもう一つ、支払いは「現金」で行う事だ。何故なら、ディーラーローンというのは極めて金利が高く、実際には割高なモノを買っている事になるからだ。そう言ったって、誰もが現金を持っている訳では無いじゃないか、と思うだろう。
それなら、銀行などでクルマの資金として融資を受ければ良いのだ。特に労働金庫、通称「労金」のカーローンが低金利でお勧めだ。ただし労金は通常、労働組合のある企業、即ち大企業の従業員向けのために、非正規や中小企業の従業員では利用できない、事もないのだが、一般的では無い。
な~んだ、結局、大企業の従業員が得するんじゅないか、といわれれば、はい、その通り。
だから、本人は勿論、親も子供が上場企業に就職する事を望み、その為には就職に有利な大学に入学する事が早道であり、早慶だのMARCHだのと大騒ぎする訳で、まあ、強ち無意味とは言えないところだ。
そしてビッグモーター等の中古車屋のカモといえば、金も収入も無いがでっかくて見かけの良いアルファードに代表されるフルサイズミニバンが欲しい、何ていうユーザーに実はめっちゃ割高なクルマを売りつけ、更に高金利のローンを組ませて、月々の支払はギリギリなんとかなる、なんて思わせて、実は支払総額は恐ろしい事になっている、というのが常なのだが‥‥。
.