都立高校入試 男女別定員を来年度から全面廃止
9月 15, 2023
報道によると『東京都教育委員会は2023年9月11日、男女別定員を設けている都立高校109校の全校で、2024年度(令和6年度)入学者選抜の入試から、男女別定員を全面廃止すると発表した。一般・推薦選抜ともに男女別の定員は設けない。』
実は、都道府県立高校で男女別定員制を設けているのは東京都のみ、だという。
ええっ、そうなんだ。他県では男女に関係無く点数の高い順に合格となるのか‥‥。
東京の実績では男女別定員を設けた場合、一部の高校で女子の合格点が高くなってしまう、という問題が指摘されていたようだ。
という事は女子の方が優秀、という事かな?
ところが、神奈川県の実績では公立トップ御三家の合格男女比は
横浜翠嵐 (偏差値73) 男:62% 女:38%
湘南 (偏差値72) 男:61% 女39%
柏陽 (偏差値69) 男:57% 女43%
と、何れも男子が多い。
この理由を考えてみれば、優秀な女子の多くは中学から名門女子校へ入学しているし、公立中学からの高校受験でも有名女子高を狙うのだろうか?
そしてもう一つ考えられるのは、男女の知能指数分布の違いだ。下の図を見ると判るが、女子は中央に分布が多く、中央から離れると男子の方が多く、すなわち男は超バカも超優秀も女子よりも多いという事だ。
という事は、中堅クラスの学校では女子が多くなり、底辺高と優秀高は男子が多くなる、という事だ。
更にもう一つ、実感として中学生くらいだと男子よりも女子の方が良く勉強をするという傾向もあるだろう。
そして高校時代、1年の時は女子が優秀だったのが3年になると男子がグングンと伸びて来た事実を思いだす。
要するに、2年まで本気でなかった男子は、いざ大学受験となると本気になるという事だ。
やっぱり男子は将来の生活を考えて大学を選ぶのだった。
それにしても、公立高校で男女別定員を設けていたのは今や東京のみとは知らなかった。
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