中国の「EVの墓場」とは?

10月 2, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

EV推進まっしぐらの中国の自動車市場では、新エネルギー車の販売台数が前年比27%増となり、販売シェアは32.8%という高い伸びを示している。

因みに「新エネルギー車」とは、非従来型の動力源を持つ自動車の総称で、BEV(バッテリーEV)・PHEV(プラグインハイブリッド車)・燃料電池車・水素自動車などで、中共政府が普及を促進しているものだ。

この中国の現状に対して日本の中共大好きのマスコミは、日本は遅れていると批判しているが、その中共のEV政策も実際には問題だらけだった。

それは中国各地で「EVの墓場」と呼ばれている現象が起こっている事だ。浙江省・杭州市には新車同然の千を超えるEVが放置されている。

他にも安徽省では白と青の車や緑のカラーリングの車が多数放置され、広東省ではワゴンタイプのEVが広場にギッシリと詰め込まれている、という。

ところで、墓場はEVのみならず、西安ではサッカー場5面分の空き地に、およそ20万台の自転車が放置されている。中共政府は2016年ごろからシェア自転車を推奨し、これに対応して供給過剰となった自転車が放置されて社会問題になっていた。

共産党一党独裁の中共では、共産党が方針を出すと皆がそれに向かって突き進んでいくために、あっという間に供給過剰となってしまい、EVもまさにこれだった。

EVや自転車以外ではマンション開発が同様で、国中に高層マンションを建てまくり、ゴーストタウンが多数出現し、空き家数が全国民の2倍とかいうバカバカしい事になっているし、最近はこれらの解体が始まっているとも伝えられている。

必死で作ってはぶっ壊す。

これって、何やら地獄絵図にそんなのがあったような‥‥。

なるほど、中共というのはこの世の生き地獄だったんだ。

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