中東とウクライナの隙を狙って中共の台湾進攻はあるのか?

10月 24, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

米国はウクライナとイスラエルという二つの紛争に関与しこれを支援する事で、もう一つの危険地域である台湾に対して、有事に十分な支援が出来ない可能性もあり、中共はその間隙を突いて台湾への侵攻を行う危険があるとの指摘がある。

まあ、常識ではこの時期に台湾侵攻何てあり得ないが、内政はボロボロ状態のキンペイが失脚を避けるために禁じ手を使う事も否定できない。

もしも台湾に中共が侵攻した時、米国はどう対応するのだろうか?

陸続きではない台湾に対して中共が侵攻するには台湾海峡を渡る必要がある。という事は、船団が台湾に向かって出港すれば、米国は即座にそれを認識できるのだが、その船団を攻撃する理由が無いし、中共からすれば台湾は内政問題だから侵攻では無いと言い張るであろうから、恐らくジッと見守るしかないだろう。

ただし、米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が2026年に中共が台湾に侵攻するというシミュレーションを行ったところ、侵攻は失敗するが米国や日本側に艦船、航空機、要員の甚大な損失が生じる、という結果を公表した。

そして最も可能性の高いシナリオでは、台湾地上軍が上陸拠点の中国軍を急襲し、米国の潜水艦・爆撃機、戦闘機などが中共の上陸船団を無力化させるという。この海上作戦では日本の役割が大きいとしているが、米軍の対中共攻撃には日本の基地を拠点とするから、中共の日本本土へのミサイル攻撃があり得る。

CSISは、中共の台湾侵攻時には米国の迅速な介入が不可欠で、日本の役割が重要と指摘している。

おいおい、やっぱり日本も巻き込まれるのかよ。

上記のシミュレーションは2026年に中共が台湾に侵攻するとしているが、海上自衛隊の護衛艦「いずも」の第二次空母化改修は2024年からであり、これなら何とか2026年に間に合うという事かな? なお同型艦の「かが」は2026年から改修に入るようだが、もうちょっと前倒し出来ないのかなぁ。

いずもはF-35Bを15機程搭載できるとされており、これでは空母としては威力が小さく、大した役に立たないとの意見もあるが、中共のポンコツ空母が事実上使い物にならない事を考えれば、台湾海峡や尖閣付近に最新鋭戦闘機15機を運用できる空母がいることは、中共に対して大いなるアドバンテージとなる。

何しろ、F-35Bは性能面で中共の艦載機・殲15を圧倒しているために、いすもは中共の空母「遼寧」よりも戦闘力で上回っている、と言われているくらいだ。

その証拠に、中共はいずも型の空母化に対しては気が狂ったように反対のプロバガンダを行っている。
中国メディア 遼寧よりもいずもが勝ると論評

とは言え、日本も戦争に巻き込まれれば、その痛手は極めて大きいだろうから、できる事なら避けたいものだ。

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