日本に進出したBYDとHyundaiの売れ行きは?
10月 26, 2023
日本のマスコミが脅威だと騒いでいる中国BYD製EVの日本国内販売だが、9月の販売台数が発表されている。それによると186台だった。
比較の為に輸入車の代名詞、「ベンツ・ビーエム」はというと
Mercedes-Benz 5,062台(第1位)
BMW 3,844台(第2位)
参考として高級スポーツメーカーとしては驚異の販売台数を誇るポルシェは
Porsche 966台(第10位)
更に高級なフェラーリは132台だから、BYDはフェラーリには勝ったといえるが(笑
そいういえば、自信満々で再上陸したヒュンダイはといえば‥‥
36台!
こりゃ、そのうちに再度の撤退だなっ(爆
ところで、BYDの現在のディーラー展開はどうなっているのだろうか。そこで下の表に纏めてみた。
ここで9月のディーラー1店舗あたりの販売台数を比較すると
BYD:13.3台
メルセデスベンツ:23.4台
BMW:23.3台
一般に輸入車ディーラーの経営が充分に成り立つには1店舗当たりの販売台数は年間300台と言われている。という事は1カ月では25台で、メルセデスとBMWティーラーは平均でも順調な経営に必要な販売台数となっている。尤もあくまで平均だから、苦しいディーラーもあれば、笑いが止まらないディーラーもあるだろうが‥‥。
さてBYDはといえば、平均で1店舗当たり年間160台で、何とか閉店を避けるには年間100台とも言われているから、まあ、直ぐに閉店とはならない程度の数字だ。
とはいえ今後BYD車が認知されて販売台数が伸びて来るかは判らないが、いや新車効果が効いている今がピークではないか?しかも現在開店しているディーラーは大都市圏が殆どで、今後地方の店舗が開店すると、行き成り厳しい状況になりそうだ。
なおBYDが日本で販売している車種については
⇒本篇試乗記 日記 2023/9/29(Fri) BYD DOLPHIN
参考として今年度上半期の輸入乗用車の販売台数を以下に掲載しておく。
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