問題になっている広告宣伝トラックとは?
11月 10, 2023
最近の地上波TVニュースで問題化された都心の広告宣伝トラックは、派手な色や発光を伴った大型広告を車体につけて走るものだ。
ここで、クルマ好き、トラック好きとしては、使用している車両が気になるところだ。というのは、大型トラック、俗に言う12トン車は価格が一千万円級で、経費も膨大だが、超大画面とはいえLEDディスプレイの重さが10トンもある筈も無く、となると大型の必要が無い。
そこで上の写真を見ると、後輪が1軸しかない。大型はこれが2軸となっている筈で、となるとこの車は中型車で、以前は4トン車と呼ばれていたもので、旧普通免許で運転出来たタイプで、今は中型8トン限定というものだ。
実は大型車と中型車の違いは重さのみであり、サイズは法律で規定されたサイズ、すなわち全幅2.5m×前長12m以内であればOKとなる。そして上の写真のトラックは中型車で荷台を目いっぱい長くした通称「超ロング」と言われる車両を使っている事が判る。
ただし、このタイプはボディーが長いだけに車両重量が大きく、それを総重量8トンに抑えるには最大積載量を減らす必要があり、要するに本来嵩モノといわれる荷物を運ぶものだ。
そして一般的に中型車の価格は大型車の半分であり、成程宣伝用ならこれで十分だ。
ところで、今突然この手のクルマが問題になっているのは、広告の多くがホストクラブであり、ボッタクリで若い女性が多大な借金を作り、結果的に風俗に身を落とすという問題が提起されたタイミングと一致する。
国会でも野党の女性議員がホストクラブの問題で質問しているが、こうなると、政府とマスコミはホストクラブの利権を取り上げる事を画策している事が見えてくる。
とりあえずは、見せしめにホストクラブ経営者とホストのスケープゴートを選んで逮捕し、「市中轢きまわし」にするだろう。
まあ、感の良い関係者ならば、今まで稼いだ金をもって業界からトンズラするだろう(笑
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