大阪万博 5か国が撤退や 中共製EVバス100台を使用など
11月 11, 2023
何やら問題続出の大阪万博だが、その中でももめているのがパビリオンに関する問題だが、このほどタイプAに出展予定だったメキシコが万博から撤退する考えを日本政府に伝えていた。
まあ、メキシコの場合は来年の大統領選の行方が判らないという事情もあるが、実は他にも4か国程が撤退の意向を示しているという。
パビリオンの方式には
タイプA:自国で建設する
タイプC:日本側が用意したパビリオンを共同使用する
タイプX:日本側が建てて、その建設費を参加国が負担する
という3つがあるが、今回のメキシコはタイプAだから、本気の出展国だったのだが‥‥。
そして万博に関してもう一つ、来場者輸送などにEV(電気自動車)バスが100台納入される事になっているが、これが中国製という事で問題になっている。
EVバスの納車自体は日本のベンチャー企業だが、その実態は中国からの輸入車を販売しているのだった。
尤も、現在日本ではEVバスの生産を行っていない。というよりも、販売台数の決まっているバス、とくに通勤パスについては、現在日本では2大メーカーであった日野といすゞが合弁で生産している。要するに開発費などの無駄な投資を避けるためであり、路線バスの製造自体が「公共事業」的なものなので、メーカーで競争している場合じゃない、という事だ。
⇒日本のEVバス分野に中国製が進出しているって本当か?
因みに、元来バスというはボディ自体は手作業に近い方法で製作されていて、カーメーカーはエンジン、足回りなどの走行装置を付けたシャーシーをボディーメーカーに支給して、これに架装しているのだ。
ところで、最近の通勤バスの傾向は小型化している事で、その分待ち時間は短くなったり、従来の大型車では通れなかったような裏道にも路線バスが走っていたりと、利用者側から見れば良い傾向だ。
さて、本題に戻って大阪万博だが、EVバスの件以外にも何やら中共の影が見えてきそうな気もするが、どうなんだろうかねぇ?
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