宝塚歌劇団の会見 旧ジャニーズと比べても遥かに下手で墓穴を掘る
11月 17, 2023
宝塚歌劇団は14日、劇団員の女性(25)が長時間労働などが原因で自殺したと報じられたことを受けて宝塚市で記者会見を開いた。
会見では劇団員の死に責任を感じているとして、家族に対して謝罪をしたが、遺族への補償は明らかにしなかった。
ところが、長時間労働については責任を認めたものの、上級生によるパワハラ、というかいじめについては否定した。被害者側はエアアイロンで何度もやけどをさせられたと訴えているが、宝塚側は指導であり、アイロンによるやけどは誤って当ててしまった、と言い訳している。
また、外部チームによる報告で、問題のあった宙組66人中62人やスタッフらにヒアリングを行った結果、パワハラは確認されなかった、と言っているが、先ず自腹で雇った弁護士による調査チームなんて、雇い主に忖度するに決まっている。弁護士というのは公正な職業ではなく、依頼人の為なら白いものを強引に黒と言う商売だから、こんな調査結果が信用できる筈がない。
こんな突っつき処満載のストーリーでの言い訳というのは、逆に炎上するのは当然だ。旧ジャニーズの会見では、内容が違うので一概には比較できないが、宝塚歌劇団に比べればはるかに前向きに現実を認めていたが、それでも非難のアラシで後日、再度の会見をする羽目になっているのに、全く学習してないなぁ(笑
考えてみれば、過労に比べて、パワハラ、特にヘアアイロンで火傷を負わせると言うのは、立派な傷害罪で刑事告発されたら当事者たちの逮捕もあり得る事態であり、歌劇団としては何としても避けたかったのだろうが、最近の世の中の流れを見れば、早いところ認めて謝罪して、加害者は情状酌量でも狙った方が正解のような気がするが‥‥。
ところで、今回の会見のメンバーを見て感じたのは、「乙女の園」の経営陣がすべてオッサンだという事だ。今の世の中、大企業では積極的に女性役員を登用する(ポーズを見せる)のは当たり前だが、この面でも宝塚歌劇団の体質が判るというものだ。
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