ウクライナ、中東の戦争で兵器市場好調により韓国防衛産業はウハウハ状態

11月 22, 2023 0 投稿者: B_Otaku

 

昨年からのロシア・ウクライナ戦争は長期化し、今年10月にはイスラエル・ハマス戦争が勃発した事で、世界の兵器市場は大盛況!これは冷戦が終了して以来30年ぶりという。’

まあ、それが戦争屋・ネオコンの目的だから、言ってみれば目的達成という事だが、このお陰で韓国の防衛産業も予期せぬ好景気を迎えている、という。

以前から韓国製兵器は性能の悪さはあるとは言え、価格が安い事や、そもそも市販されている兵器自体が少ない事から、結構需要も多かった。特に自走砲 K9は各国からの引き合いも多いようだ。
韓国製自走砲「K9」の豪州輸出契約成立でホルホルして大騒ぎ

このK9、正式名称の「K9 155mm自走榴弾砲」で判るように、ウクライナ戦争の為に世界的に在庫が不足して価格が4倍に高騰している155ミリ榴弾を発射するための兵器だから、そりゃ需要も多いだろう。

そして戦車の場合は、ドイツ・米国が既に戦車の生産を事実上中止しているので、生産を再開させるには工場の新設から始める必要があり最低3年が必要だが、韓国は納期1年半で供給できる。またK2戦車の価格はドイツのレオパルト2A7戦車の半分というのも売れる要素として充分だ。

これに対して我が国はといえば‥‥

そもそも武器輸出三原則とか言って武器輸出規制を行ってきたから、日本の兵器は自衛隊向けにしか売る事ができず、生産台数の少なさから極めて高コストとなっている。その後、2014年に防衛装備移転三原則が閣議決定され以前よりは緩和されたが、価格の高さからビジネスとしては大苦戦しているという情けない状況だ。

結局、「安かろう悪かろう」の韓国の「お笑い兵器」だって、いざ戦争となれば無いよりはマシであり、その面では実に上手く時流に乗っかったという事だ。
【自衛隊 vs 韓国軍】戦車

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