絶滅する「メード・イン・コリア」の自動車
12月 12, 2021
朝鮮日報のコラムでは「絶滅する「メード・イン・コリア」の自動車」と題して、韓国製の輸出用自動車の生産が減っている事に危機感を抱いている。
先ずはGMのナンバー2であるキーファー社長が最近訪韓した時に、韓国工場でEVを生産するための打ち合わせニダ、とホルホルしていたら全く当てが外れ、それどころか韓国で発売する新車全てを輸入販売に切り替える、すなわち韓国生産の撤退計画を明らかにするためだった。
GMは韓国内で年間60万台の生産能力があるが、現在も半分以上の設備が停止している。
そりゃあそうだろう。韓国GMといえば、米国人の社長が検察に派遣違反との冤罪で起訴され、出国禁止処置がとられ、犯罪者あつかいされた事から「こんな国は撤退だ」と決定したのも当然だ。
⇒韓国GM社長 犯罪者にされ出国禁止 「韓国には有能な人材が誰も来たがらない」
しかも日本より高い工賃や、それにも拘わらず賃上げ要求でストはするし、完全に採算ベースに乗らない状態になっているからだ。
⇒GM本社が韓国撤退を警告
GMのみならず、ルノーサムスンも撤退を準備中だ。
⇒ルノーサムスン 生産半減か?
結局韓国で自動車を生産するのは起亜を含めたヒュンダイグループのみ、と嘆いているが、あま~いっ!
ヒュンダイの経営は事実上、国際金融資本、まあ言ってみればDSに握られていて、場合によっては韓国生産を打ち切って完全な海外企業となってしまう事だってありえる。実際に米国内である程度売れている車種は米国生産であり、韓国車のようで韓国車では無いのだった。
ところで、前述のコラムでは
『これまで外国企業が賃金の安い中国ではなく、韓国に工場を設置した理由は高い品質だった。「メード・イン・コリア」であれば信頼して購入するという世界の消費者が多かったため、生産コストの高さを覚悟し、韓国に工場を設けた。」
と、頓珍漢な事を言っている。
世界の消費者が。「メード・イン・コリア」を信頼しているって‥‥ぷっ。