韓国障碍者団体が地下鉄デモで通勤者を妨害
4月 21, 2022
韓国では4月20日は障碍者の日。その翌日の午前にソウルの地下鉄3号線の景福宮駅の乗り場で、全国障害者差別撤廃連合が大統領職引継ぎ委員会の障碍者対策が不十分だとして出勤途中の地下鉄でデモを実行した。
駅では出勤途中の足を奪われて反発する乗客と、デモの参加者、それにデモを阻止しようとする警察との三つ巴で大混乱となったという。しかも、デモの方法も障碍者が車椅子から降りて列車と乗り場の床に伏せて這いながら前進するという方法で地下鉄の運行を阻止したのだった。
このデモにより地下鉄は1時間以上の遅延が発生した。警察は「故意に地下鉄の運転を妨害し、公共の安全を害している」として直ちに解散命令を下したが、デモ参加者らは「警察職務権を乱用するな」と抵抗し、市庁駅では警察が床を這う障害者を強制的に引き出そうとし、もみ合いも起きたという。
また乗客とデモ参加者との衝突もあり、一部の乗客は「会社に遅刻しそうなのに、どうしてこんなことをするの」「なぜ税金も納めずにいるのか」、「大韓民国から出て行け」、「お前らはそれでも障害者団体なのか」と激しく非難した。
何処の国でも同様だが、身障者団体には必ず偽善左翼が入り込み、左翼運動の手段に使われてしまうし、非現実的な要求をして逆差別による税金の搾取を狙うというのが定番だ。
韓国の場合、大統領が極左の文ちゃんの時は、偽善左翼は我が世の春だったであろうが、次期大統領は保守系であり、美味しい汁を吸えなくなる事を案じた身障者団体が大騒ぎをしている、という構図だろう。
これに限らず、今後も大統領府と左翼の戦いは続くだろう。なにしろ政権党である「国民の力」は議会では300議席中の112議席しか確保出来ていないという、完全な捻じれ状態だから、運営は極めて難しいだろう。
さ~て、どうなるか。
まあここはひとつ、高みの見物と洒落込もう。
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