ドイツがウクライナにPzh2000榴弾砲7機を供給
5月 8, 2022
ロシアからの安価な天然ガスのお陰で経済が成り立っているEU、取り分けその比重が大きく、ロシアからのパイプラインが直接同国と繋がっているドイツは、米国の要望するロシアへの制裁やウクライナへの軍事支援に対して消極的にだった。
そんな状況で、ドイツがPzH2000自走榴弾砲7機を供給するとドイツの週刊誌「シュピーゲル」が伝えている、とロシアのプラウダが報道している。
⇒Spiegel: Германия поставит Украине семь гаубиц Pzh 2000 и научит ими управлять
シュピーゲル:ドイツはウクライナに7基のPzh 2000榴弾砲を供給し、操作方法を教えます
Германия намерена предоставить Украине семь гаубиц Panzerhaubitzen 2000 и готова обеспечить обучение украинских военнослужащих управлению артиллерийской установкой, об этом написало издание Spiegel.
ドイツはウクライナに7基のPanzerhaubitzen2000榴弾砲を提供する予定であり、ウクライナの軍人に砲兵のマウントを操作する訓練を提供する準備ができている、とシュピーゲルはこれについて書いています。
PzH2000自走榴弾砲はドイツが1998年より配備しているもので、他国がウクライナに対して1970年代の旧型兵器を供与しているのに対して、ドイツはバリバリの現役兵器を提供したことになる。
ところで、ウクライナへは西側から多くの援助物資や兵器が供与されているが、果たしてこれらが上手く機能しているのだろうか。
その一例として、ウクライナへ人道援助として送った救急車5台が、医療機関の所長により着服され、有料の医療サービス用に使用された、という事がばれてしまったニュースが伝えられている。
⇒Поставленные Западом машины скорой помощи для ВСУ использовали для обогащения
ウクライナ軍のために西側から供給された救急車が濃縮に使用されました
兵器にしても、ウクライナへ供給したものがロシアとの戦争に使われるとは限らず、ネオナチ集団の事だから、民衆への虐殺に使われる事は充分に考えられるし、更に第三国のテロリストに売り渡されるかもしれない。
尤も各国が供与している兵器は、決して只で贈与された訳では無いようで、後でしっかりと借金になるらしい。結局、国を再興するに前に膨大な軍事費の借金を背負わされるのだった。
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