ロシアの電子戦強化でウクライナのドローンの効果が少なくなっている
7月 5, 2022
ウクライナ紛争の初期に、ロシア軍がウクライナのドローンに致命的な打撃を与えられてたが、マスコミでは未だロシア軍はこのドローンに手が出ない、と伝えている。
⇒ウクライナ軍が大きな戦果を挙げたトルコ製ドローンTB2とは?
しかし、今ではロシア軍は防衛システムを改善し、ウクライナのドローンの多くをダウンさせて妨害する事で、ドローンの武器としての効果が殆ど無効になっている、という。
⇒Ukraine’s drones are becoming increasingly ineffective as Russia ramps up its electronic warfare and air defenses
ロシアが電子戦と防空を強化するにつれて、ウクライナのドローンはますます効果がなくなりつつあります
TB2は100~200万ドルとも言われているために、これを次々に撃墜される事はウクライナにとっては大きな痛手となるだろう。
な~る程、ウクライナが英米に対して戦闘機の供与を求めている訳が分かってきた。紛争初期に大きな威力となったドローンが今では使いものにならず、ウクライナの空軍力は殆ど無力となっているのだろう。
とは言え、米国がF16を供与したとしても、それをウクライナ軍のパイロットが乗りこなせるようになるまでには大変な訓練が必要であり、下手をすれば片っ端からロシア軍の標的になってしまう。
結局この戦い、既に勝負はついている、と言われているが、成程そうかもしれない。
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