ヒュンダイ 新型グレンジャーが9回目のリコール
4月 22, 2023
今月20日、韓国 ヒュンダイ自動車の高級セダン 「グレンジャー」は昨年11月以来9回目となるリコールを実施した。今回の不具合は電子式変速システム制御器のエラーにより、断続的に変速不能になるというものだ。
おいおい、変速不能になるって、それ走行中に起こったら危険じゃないの。
しかし、半年で9回のリコールって、なんだぁ、そりゃ。
今までの8回のトラブルは、始動トラブル、バッテリー管理システムのエラー、電動トランク未作動、メモリーシートスイッチの設置漏れ、駐車距離警告機能の未作動、後方カメラ映像が正常に映らないエラー、などなど。
電動トランク未作動って、トランクが空かなくなって荷物が出せない‥‥とか。メモリーシートスイッチの設置漏れって、意味が良く判らないが設定値がメモリーで出来ないのかな?実はグレンジャーは旧モデルでは走行中にパワーシートが勝手に動き出す、というトラブルがあってリコールを実施していた。高速走行中に勝手にシート位置が動き出したら‥‥いや、そりゃ危険でしょう。それからすればメモリーの不具合何てどうってこたぁねぇなぁ(笑
そして駐車距離警告機能の未作動という事は、これに頼ってバックしていたら壁にドカンっ、とか。
それにしても、こんなにトラブルだらけのクルマでは誰も買わないだろう、と思ったら、韓国ではそれでも人気車種で、現在の納期はハイブリッド車の場合は10カ月という。その理由はこのクラスの高級セダンが他に無いという事で、まあ、大きい(割には安い)クルマを好む韓国人の気質からすれば、ドンピシャなのかもしれない。
因みにグレンジャーは、ソウルオリンピックの為に韓国の高級車として、日本の三菱自動車が開発したのが始まりで、今回の新型は7代目となるが、初代からFMCする度に韓国のオリジナル部分が増えてきたのと引き換えにトラブルも多くなった‥‥とか。
まあ、日本の自動車メーカーでは三菱自動車なんてゴミ扱いだが、それでも韓国車と比べればマルで信頼性が違うのかもしれない。
結局韓国車なんて、その程度のモノだという事がよくわかる。
.