文ちゃんが後押しした対北朝鮮ビラ禁止法が憲法違反として効力停止
11月 9, 2023
2020年、韓国の拉致被害者家族会や自由北朝鮮運動連合などの民間団体が、2003年から北朝鮮に向けて風船などで散布しているビラに対して、北朝鮮が激怒した。
⇒北朝鮮が激怒している”対北ビラ”って何だ?
これに対して当時の大統領である文ちゃんがとったのは、「対北ビラ散布禁止法」の施行であり、違反者には3年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金を科すというものだ。本来このビラは韓国としては敵国である北朝鮮に対しての戦略的な手法であるから、推奨すべきくらいのものだが、そこは文ちゃん、これを違法としてしまったのだった。
これに対して、憲法裁判所は今年9月、「過剰禁止原則に背き、表現の自由を侵害する」という理由で違憲決定を出したために、この法律の効力は停止された。
しかし、どんなに悪法といえども、その効力を停止するまでに約3年もかかったのだ。
尹大統領が就任してから約1年半経過し文ちゃん時代の悪政も徐々に改善され、また文ちゃん一派の悪事にも捜査の手が及びつつあるが、刑事訴追まではまだまだ時間がかかりそうだ。
文ちゃんの前任の朴槿恵大統領の時は、在任中に弾劾により強引に引きずり落とし、その後は逮捕から実刑となった。そのまた前任の李明博大統領は2013年に退任したのち、収賄で逮捕されたのは5年後の2018年3月だったが、これは文ちゃんが大統領に就任(2017年5月した翌年だった。
それを考えれば、文ちゃんもそろそろ逮捕されても良さそうなものだが‥‥。
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